春風社>既刊案内社会・歴史・地理

帝国医療と人類学

帝国医療と人類学

  • 奥野克巳/2006年2月
  • 2190円(本体)/四六判上製・232頁

帝国主義時代以降、世界中に広まった近代医療の自明性を問う。既存研究を整理し、植民地での複雑な交渉過程を検討、フィールドワークによる知見をも加え、病気や医療をめぐる人類学を再構築する。
(ISBN 4861100623)

目次|indexs

はじめに
第1章 グローバル化する近代医療―帝国医療を手がかりとして

Ⅰ 世界的な感染の時代
Ⅱ フーコーの「統治性」を手がかりとして
Ⅲ 植民地時代以前の疾病史
Ⅳ 統治技術としての帝国医療
Ⅴ 帝国医療の生成変化
Ⅵ 人類学の課題
第2章 土着の実践から民族医療へ―過剰化する近代医療
Ⅰ 民族医療とは
Ⅱ 帝国医療・人類学・民族医療
Ⅲ マラヤを事例として
Ⅳ 民族医療研究における困難
Ⅴ 民族医療研究の再構想
Ⅵ 民族医療における近代医療の過剰
第3章 帝国医療の実相を探る―マラヤのラターをめぐって
Ⅰ 帝国医療のイメージ
Ⅱ マラヤの人びとをめぐる記述
Ⅲ コンタクトゾーンにおける交渉
Ⅳ 読みの拡大
第4章 帝国医療の亡霊―サラワクのコンタクトゾーンから
Ⅰ 先住民プナン
Ⅱ 国立公園の動物を食べる
Ⅲ 村の対立と分裂
Ⅳ 闘う先住民の不安
Ⅴ 新薬開発と生物資源
Ⅵ 帝国医療の亡霊に出会う
おわりに
参考文献
あとがき

著者|author

奥野克巳(おくの・かつみ)
1962年生まれ。桜美林大学国際学部助教授
1998年3月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。
主要著書
「精霊の仕業」と「人の仕業」—ボルネオ島カリス社会における災い解釈と対処法
春風社、2004年
『文化人類学のレッスン—フィールドからの出発—』(花渕馨也と共編著)学陽書房、2005年

担当編集者から

気鋭の人類学者、奥野克巳さんとの二冊目(一冊目はこちら)。本書編集中の打ち合わせ(泥酔)で、すでに次回作の構想があり「においの人類学」をやりたいと仰る。いいですねえぜひやってください私においふぇちなんですとくに女の各部位の大衆論ならぬ体臭論ですなひひひーとぼく。先生もひひひひひー。同席していた素直そうなゼミ生2人ドン引き。
ともかく、才人のシャープな一冊である。[-内藤-]

 

小社に直接注文される場合は、以下の3通りの方法があります。
インターネットで
書籍詳細ページ下部にオンライン書店Amazonへのリンクがあります。その他、BK1、楽天ブックスなど各ネット書店でも取り扱いがあります。各書店の注文の手違い・発送ミスなどのトラブルに関しましては、小社は一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。
オンライン書店で「在庫切れ」と表示されている場合は、電話かFAXで小社に直接ご注文ください。
電話・FAXで
電話でご注文される場合は、045-261-3168へ。「書名」「著者名」にあわせ、「ご氏名」「ご住所」「お電話番号」をお知らせください。
FAXでご注文される場合は、045-261-3169へ。「書名」「著者名」にあわせ、「ご氏名」「ご住所」「お電話番号」を明記の上、FAXをお送りください。
  • TEL 045-261-3168 (10:00~18:00受付)
  • FAX 045-261-3169 (24時間受付)
  • 送料:無料
  • お支払い:郵便振替(手数料無料)のみ
  • お届け:注文後、通常3営業日内に発送いたします。
一般書店で
春風社の本を書店で注文する際は、「書名」「著者名」「ISBNコード」を書店員の方に正確にお伝えください。
なお、一部書籍に関しましては、在庫が切れている可能性もございます。書籍ページにて在庫の有無をご確認の上、ご注文ください。