『カーイ・フェチ/来て踊ろう』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』に菅野淑 著『カーイ・フェチ/来て踊ろう:日本におけるセネガルのサバールダンス実践』の書評が掲載されました。評者は阿毛香絵先生(京都大学)です。「本書からは、酸いも甘いもある「リアル体験」としてのサバールダンスの側面に触れつつ、それでも果敢に実践を続ける日本人ダンサーたちの勢いがあふれる」

 

『果樹とはぐくむモラル』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』2024年6月7日付に吉村竜 著『果樹とはぐくむモラル:ブラジル日系果樹園からの農の人類学』の書評が掲載されました。評者は辛承理さん(一橋大学大学院博士後期課程)です。「日系ブラジル人と果樹の同時代史としての総合学的な知見を得ることができる一冊」

 

『フンボルトの陶冶理論と教育改革』の書評が『教育方法学研究』に掲載されました

日本教育方法学会編『教育方法学研究』第49巻(2024年3月)に、宮本勇一著『フンボルトの陶冶理論と教育改革―学問中心カリキュラムの再考』の書評が掲載されました。評者は石井英真先生(京都大学)です。「教授学的な問いをもって、フンボルトの思想や改革遂行過程を読み直す試み」

 

『インクルーシブ教育のかたち』の書評が『日本教育経営学会紀要』に掲載されました

日本教育経営学会編『日本教育経営学会紀要』第66号(2024年6月)に、柴垣登著『インクルーシブ教育のかたち―都道府県ごとの特別支援教育の違いから』の書評が掲載されました。評者は雪丸武彦先生(西南学院大学)です。「都道府県レベルの制度運用実態の多様性を明らかにし、資源配分という経営的視角からインクルーシブ教育の実現の提案を行っている」

『ロマン主義的感性論の展開』の書評が『Waseda Blätter』に掲載されました

早稲田ドイツ語学・文学会機関誌『Waseda Blätter(ワセダ・ブレッター)』(2024年2月)に、高橋優著『ロマン主義的感性論の展開―ノヴァーリスとその時代、そしてその先へ』の書評が掲載されました。評者は胡屋武志先生(宮崎大学)です。「本書の実質的な主題となっているノヴァーリスによる「世界のロマン化」の構想は、狂気や官能性を通じて日常的な意識と感覚を根本的に改変し、凡庸を高貴に、有限を無限にすることによって自己と世界を革新する感性復権のプログラム」