『ロマン主義的感性論の展開』の書評が『Waseda Blätter』に掲載されました

早稲田ドイツ語学・文学会機関誌『Waseda Blätter(ワセダ・ブレッター)』(2024年2月)に、高橋優著『ロマン主義的感性論の展開―ノヴァーリスとその時代、そしてその先へ』の書評が掲載されました。評者は胡屋武志先生(宮崎大学)です。「本書の実質的な主題となっているノヴァーリスによる「世界のロマン化」の構想は、狂気や官能性を通じて日常的な意識と感覚を根本的に改変し、凡庸を高貴に、有限を無限にすることによって自己と世界を革新する感性復権のプログラム」